10月24日・31日・11月01日撮影分

2009.10.24 只見線会津桧原〜会津西方 キハ52『磐西・只見ぐるり一周号』 9427D この日から三週間に渡り週末開催される只見線の国鉄色キハ祭り。 第一弾の『磐西・只見ぐるり一周号』を撮影に向かいました。 天気予報は曇る気配の全く無い完璧な快晴予報。 ということで今まで行きたくても行く機会に恵まれなかった只見川第一鉄橋での撮影に決め、深夜の高速を疾走して一路奥会津へ。 撮影地の近くの道の駅へ到着して仮眠、日の出頃に撮影地へ登りました。…が、どうみても空はどん曇り。 『まあ山中だから朝は雲が溜るよな〜』なんて自分に言い聞かせながら三脚を据えて車へ戻り再度仮眠…。 9時頃目を覚まして車外に出るも…一向に晴れる気配のない厚い曇り空。 撮影地には既に多くの人がいましたが、その場の話題は皆一様に『こんな予報だったっけ？』。 しまいには気象台に電話して晴れる見通しを聞く人まで出る始末…その気持ち、すごく分かる…。 でも結果は『今日はこれ以上は良くなりません』との無常な一言。 列車が通過するまで結局晴れる事はありませんでしたが、通過時はちょうど風がおさまってくれて、 川面に姿を映しながら走り行くキハを撮る事が出来ました。 全体の紅葉はイマイチでしたが橋の手前の紅葉はだいぶ色づいていて、それもからめて秋らしいカットを撮る事が出来ました。

2009.10.31 只見線大白川〜田子倉 キハ58『只見紅葉号』 9428D 只見線キハ祭り二週目のこの日は前日に買ったNewデジカメのデビュー戦も兼ねて再び只見線へやってきました。 現地へつくと超快晴！という事で田子倉へ向かう事にしました。 紅葉のピークは過ぎたと聞いていましたが、現地で見るとまだ充分にきれい！ 7時頃、始発列車と同時にスノーシェッドへ登ると、そこは既に30人程度の人が場所を確保されていました。 列車の通過は13時、6時間の列車待ちです…。 最後まで曇る事なく紅葉が輝く中、国鉄色のキハが姿を見せました。 まずはカメラ二台で撮影…。

2009.10.31 只見線田子倉〜只見 キハ58『只見紅葉号』 9428D 上の写真を撮影後、田子倉駅を徐行で通過している間に構えなおしてもう一枚撮影。 少し風が出ていたので水面に映った車両は歪んでしまいましたが、 周りの紅葉はそんな難点を吹き飛ばす美しさでした。 最終的には50人以上の人出でしたが、みな一様に満足気な表情でこの場所を後にしました。

2009.10.31 只見線上条〜越後須原 キハ52『只見紅葉号』 9427D 返しは越後須原の俯瞰で待ち構えました。 前面強化されたキハ52が先頭だったのでちょっと引き気味のアングルで一枚。 目立つけれど嫌らしい目立ち方ではない国鉄色、やっぱりこの色は素敵です。

2009.11.01 只見線大白川〜田子倉 キハ58『只見紅葉号』 9428D 只見線二日目は六十里越えの新潟側での撮影からのスタートです。 去年から目をつけておいた場所の紅葉は、前日はもう一息でしたが、 前日の暖かな昼と夜の猛烈な冷え込みが一挙に色づきを進め、すっかり見頃になってました。 黄色の紅葉に国鉄色のキハ、お気に入りの一枚が撮れました。

2009.11.0１ 只見線田子倉〜大白川 キハ52『只見紅葉号』 9427D 只見行きの『只見紅葉号』を撮影した後はだんだん雲が厚くなっていき、撮影条件は悪化する一方。 という事で折り返しは大白川駅手前で充分速度を落とすこの場所で待ち構えました。 バックの紅葉も葉を落とす直前でぎりぎり鮮やかな紅葉を保ってくれていました。

2009.11.01 只見線入広瀬 キハ58『只見紅葉号』 9427D 大白川の停車中に追い抜き、最後は入広瀬の駅へ。 ここには昔ながらのホーム待合室が残っていて好きな駅の一つです。 その待合室と走り去るキハ58、かつてどこでも見られたワンシーンを撮る事が出来ました。